在宅介護 奮闘記

男性高齢者の閉じこもりを防ぐにはどうすべきか・・・民間図書館がその一助になると期待されています

      2016/06/17

祖母はデイサービスを気に入っているようですが・・・

6月も半ばを過ぎて雨の日が多くなってきました。

雨の日は外出するのが億劫になりがちですが、デイサービスの送迎は天気に関係なく来るので、祖母もも一念発起して外に出ようとします。

よくよく考えたら、祖母は外出して出かけるという機会はデイサービス以外にはそんなにありません。食材の買い出しは母がやってますし、服や化粧品などにこだわる年齢でもないですからね。散歩に行くこともたまにありますが、毎日ではないですからね・・・

一日中家の中で過ごし、一週間のうちで一度も外出しないことを「閉じこもり」というそうです。祖母も、もしデイサービスに通うことが無かったら、ほとんど閉じこもりの状態になっていただろうと思います。

デイサービスに行けば自分と同世代の人と楽しくレクリエーションに取り組むことができ、祖母もそれなりに生きがいのようなものを感じているようです。普段、在宅にて祖母の面倒を見ている母の負担も、デイサービスに祖母がいる間はその負担から解放されます。

d4d3719c140ef2776f4bd1020c4dbca7_s

祖母の閉じこもりを防ぎ、母の負担も減らせる・・・しかも食事を始め様々なサービスも提供され、介護保険で格安でも利用できるわけです。家に閉じこもることは認知症を引き起こしやすくし、体を動かさない分その衰弱を早めると言われています。祖母の場合は何とかデイサービスをそれなりに活用することができ、心身の衰えを食い止めているという状況です。

閉じこもりがちな男性高齢者に外出してもらうには

しかし祖母のような例はあるいは幸運かもしれません。実際、男性の高齢者を中心に、デイサービスなどの介護施設を利用したくないという高齢者は多いようです。この点はこのブログでも良く触れてきました。

普段からずっと家の中で過ごし、しかもデイサービスなども決して利用しようとしない・・・カジノ型デイサービスをはじめ男性向けの楽しい施設も登場しつつはあるものの、地元にそういう施設がないと、通うことも難しくなります。

24e213cb8256d525a1d4da217ccdd73f_s

そんな中、高齢者が外出するきっかけとなる事業がNPOの中でも生まれているようです。民間図書館と呼ばれるもので、NPO法人自身が図書館を作るというのではなく、飲食店、駅ビル、マンション共用部などで「小さな図書館を行いたい」という個人や事業者に、書籍管理システム、パソコン、本などを貸し渡すという内容のようです。

実際、男性高齢者で民間図書館に通っている人も多いようで、一定の成果が出ているみたいですね。

ただ図書館というと既に公共図書館があります。公共図書館なら蔵書数は数万~数十万冊に及びますから、真に本好きな男性高齢者なら公共図書館に通うでしょう。民間図書館ならではの、閉じこもりがちな高齢者を呼び込めるほどの魅力を持てるかどうかがポイントだと言えます。ボランティアとして高齢者が働いているようなので、社会で活躍する場の提供になっているのは間違いないですね。

8c2c364d30d6009010571cd0668401cc_s

恐らく、公共図書館よりもアクセスがしやすい、読書クラブのような高齢者同士の交流会が活発に行われている(友人が作りやすい)、のんびり時間を過ごしやすいなど、独自の魅力をどんどん出していくことが大切になると思います。これからどう展開していくのか注目したいです。

 - 介護ニュース , , , ,